生ダコは吸盤に沢山のよごれを吸いつけている。そして強力な粘膜で覆われている。
かなりたっぶりの粗塩で頭や足の吸盤や周りを一本一本を丁寧にしごき、一度水洗いし、もう一度くり返します。
頭の中に指を引っかけて、思い切って「クリ~ン」とひっくり返す。少しグロテスクなので勇気を持って一気にやっちゃって下さいね。タコのわたや墨袋、ひょろ長い軟骨2本がついてるので全てとりのぞきます。一度しっか流水で洗い流します。
頭を元に戻し目と墨をはく部分の間を包丁で切り離します。
足の付け根に鋭い黒い歯の様な物が付いてますが、これが口です。少し周りに柔らかい部分がありますのでそこに指を差し込んで引き上げてみて下さい。ちょっと力は入りますが「ぷり~ん」と出て来た所を取り外します。
足を一本ずつ包丁で切り離し、足の先っちょをそれぞれ少しだけ切り捨てます。(一番汚れをつかみこんでいる部分)最後に目を取ったら出来上がりです。
もちろん鮮度が良ければそのまま刺身にして食すのが最高ですが、
沸騰したお湯に入れ少し周りがうっすらピンク色になったところで、すぐに冷た~い水に落としてしめる。(洗いと言う調理法)これで吸盤の食感がコリッコリになり甘みのある味わいがまた格別ですよ。
そのままで充分海のほんのりと塩味がおいしいので、ぜひまずはそのままで召し上がってみて下さい。
あとはお好みでお醤油におろしワサビやスダチ(9~10月が旬)等しぼってみては。きっと忘れられない位の味にはまりますよ~
….私のオススメの食べ方は次回。
スペイン料理でご紹介いたしまーす。
注意)でも全て新鮮でこそ「おいすうぃー」ので、茹でてあるのとでは、またちょっとちがいますな…。
生だと湯引きすると
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