『イングリッシュマフィン』
とは、生地の中にコーンミールを混ぜ込み、表面にもたっぷりとまぶし付けた食感に特徴を持つパン。イギリスの伝統的なパンだけど、アメリカのマフィンと呼ばれる物とは材料が違う。膨らませる物がアメリカのマフィンの場合はベーキングパウダーで、製法はお菓子の要領。こちらはイースト菌で薄力粉では無く、強力粉を使うパンの製法とで違います。
Tさん、お家で作るとベタつくっておっしゃってましたね。
水分は多い方がパンはしっとりふっくらしますが、叩くテクニックはここで重要になってきます。
ですがまだ中級終わりかけで生地量は2倍に増やしてしっかりレクチャーさせていただきますね~
なので、今の段階での美味しく作っていただくコツはやはり水加減です。
ここではビル内なので空調設備で乾燥してます。なので真ん中。
お家ではビルの乾燥とは真逆の環境ですからまずは一番低い量で。
そして1のボールは出来たら混ざりムラはとってしまって下さい。
2の粉と合わせたらすぐにテーブルには出さずに、ココでもムラはとっておいて下さい(バターはある程度つぶすのみでOK)。
台の上にだしたら手の温度でバターは溶かさない様にする為スピード重視です。
片手のスケッパーもしっかり使って、生地が滑らかになるまでまとめて下さいね。
ここでワタクシが良く言ってる『つなぐ』です。つながりさえすれば縦ごねも乾燥の原因なのであまりしなくて結構ですよ。
なるべく早い段階でグルテンの膜を作ってしまえば、次の日硬くなるのは防ぎやすくなりますよ。
コネの注意点はこのくらいにして、アレンジです。
コーンミールとはトウモロコシの薄皮をとって乾燥させて砕いた物ですが、砕き方のサイズによって名前が異なります。
コーングリッツ=粗く砕いた物でワタクシはコレを使ってます。食感を楽しみたいならいいですよ~。
コーンミール=やや細かく芥子の実位のサイズ。一般にはこちらを使用します。
コーンフラワー=超細かく挽いてありパウダー状。水の吸い込みが早いためコネの途中に
硬くなるかも。
もし缶詰のコーンを入れるなら、しっかりとペーパーで水分とった物を使用して下さいね。
具材の混ぜ込みのお勉強は次のステップで習えますよ~、楽しみですね~
あっ
マスカルポーネチーズの救助しないと!!もう一人のTさん、
『簡単に出来るティラミス』紹介しますから
待ってておくれやす~
–