4~5月は子どもも大人もハッピーになるレッスンが沢山! >> 確認する

桃の美味しい季節と食べ方は?「桃の黄金ジュレ」

Pocket


桃の旬は?

桃の歴史について

桃の栄養は?

桃の栄養の上手な取り方は?

妊娠中は食べても大丈夫?

沢山買ってしまいました。長く美味しく楽しめる方法は?

綺麗に剥く方法は?

■桃の旬は?

主に7月∼8月ですが、
産地により品種も様々なので12月ごろまで店頭に目にすることができます。

■桃の歴史について
桃の歴史は古く、原産地である中国から弥生時代に伝わったと言われています。観賞用として栽培され、
奈良時代の書物『古事記』『日本書紀』にも登場します。食用の品種改良が始まったのは明治時代。
1899年、日本産桃の元祖として「白桃」が岡山県で誕生しました。
現在も品種改良は盛んに進んでいて、枝替わりで見つかった生食用桃の品種は全国でなんと100種類以上も栽培されているそうです。

【枝替わりとは】
植物の根や茎などの細胞分裂しやすい生長点で突然変異が起こり、
元の品種の持つ特性が樹や枝の単位で変化して別の形質になる事を言います。
収穫期が早い。病気に強い。などの優れた特性を持って改良された場は、新品種系統が登録されます

桃の栄養は?
期待される効能

・むくみ解消(カリウム)
・お通じを良くする(食物繊維)
・お肌を美しくする(ビタミンC)
・アンチエイジングに必須の(ビタミンE)

桃は他の果物に比べて低カロリーでビタミンEが豊富です。
だからと言って、食べすぎるとカロリーオーバーになるのでご注意下さいね。

■桃の栄養の上手な取り方は?
フレッシュの桃と缶詰の桃はどんな違いがあるのでしょうか?
缶詰には白桃と黄桃が有りますがどちらもフレッシュの桃に比べてカリウムは半分以下、
ビタミンCは1/4まで減ってしまいます。これはどちらの成分も水溶性なのでシロップ漬けにされることで
栄養がシロップに流れ出てしますんですね。
でも、ビタミンE食物繊維はフレッショよりも少しばかり多くなります。
缶詰も上手く利用して、ビタミンEや食物繊維を補給するのも良いですね。
ただし、シロップ漬けにしているのでカロリーは高めなので食べすぎにはご注意下さい。

\桃は食後に食べるのがおすすめです。/

桃に含まれるアンチエイジングの栄養素のビタミンEは、
脂質と一緒に摂ると吸収率を高めてくれるので食後のデザートがおすすめです。

ジャムやコンポート、缶詰などの加工されたものにはビタミンCやカリウムが減ってしまうので
生のまま食べる方がおすすめです。目的に合わせて食べ方を選ぶと良いかと思います。

■妊娠中は食べても大丈夫?
妊娠中の便秘やむくみの解消に役立ちますが、桃は生で食べる事をお勧めします。
缶詰はカロリーが高いので食べすぎない様にしましょう。

■沢山買ってしまいました。長く美味しく楽しめる方法は?
沢山の桃を美味しく食べる場合は、加工して日持ちさせるのには
コンポートも良いですね。

冷やすと更に美味しくて甘い桃で、とっておきのデザートを作ってみましょう。

■綺麗に剥く方法は?
それではデザートを作りながら「簡単に美しくむく方法」をご紹介します。
【桃のコンポート】

今回はグラニュー糖ではなく、ミネラルが豊富なきび砂糖を使って作ってみました。
コンポートにして1日漬け込んだ後にゼリーにしてみました。
グラニュー糖で作るとピンクに仕上がり綺麗なのですが、
きび砂糖で作ると大人な高級感のある黄金色に仕上がります。
お砂糖控えめ、レモン果汁を多めにしましたので
甘さ控えめのスッキリとした後味が癖になる美味しさに仕上がっています。

是非お試しくださいね。

(材料)コンポート
桃…3個
(シロップの材料)
きび砂糖…80g
レモン汁…50㏄
水…500㏄
バニラビーンズ…少々(無くても良い)

(作り方)
①桃の皮に切込みを入れ、沸騰したお湯に5秒付ける。(皮目全体をお湯にくぐらせる)

②冷水に浸けて一気に冷やすと皮がつるりと剥ける。


③シロップの材料を鍋でひと煮立ちさせる。

④桃をビニール袋に入れ、➌を注ぎ入れ密封する。

⑤④を袋ごと氷水に浸け、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成。

※温かい状態から冷える時にシロップ液が染み込みます。しっかり冷やして下さいね。

【桃の黄金ジュレ】

(材料)ゼリー(コンポートから取り分けて作ります)
全体量(果実とシロップを合わせて)…250g
板ゼラチン…ロング2枚(5g)

(作り方)
①冷水にゼラチンを浸け3分。引き上げておく。


②小鍋でコンポートを沸騰直前まで沸かし、火を止める。
③②に①を入れ、余熱でゼラチンが溶けたら、冷水を張ったボウルに付けて粗熱を取る。

④容器に移して蓋をし冷蔵庫で冷やす。

⑤器に盛り付けて完成。

夏の火照った身体を、芳醇な香りと甘さで癒しましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次