これからのこども達に必要な『自分で創造するチカラ』を育む、
こどもにとってのワクワクがなによりも成長のカギとなる
テーマは3つ。
つくる!感じる!学ぶ!です。
子供だけで、家族のご飯作りに挑戦してみませんか?
そして、せっかく作った力作のお料理はスマホで撮って、
記念レシピ写真を残してみませんか?!
きっと、お子様が喜んでまた頑張ろう!っという力になりますよ。
いつもは、おうちの人が料理を作ってくれるのが当たり前に感じている子供達。
でも、いつ親が病気になるか分かりません。
少しだけでもいいから日頃のお手伝いが役にたちます。
更には自分が作ったご飯を家族に食べてもらった時、皆の笑顔が力になります。
一番は、成功体験として自信がつき、色んな事にも挑戦できる様になります。
1品でもいいので出来るだけこどもが自分で作っ感覚を体験してもらう様に、
その時だけは親も一緒に楽しめたら良いですね。
お料理スターター・ 知っ得!3つのポイント
1.知ってると100万力!≪計量の基礎≫
2.これさえ作れたら強み!基本の肉じゃが
3.おさえておきたいお片付けのコツ
どのご家庭でも我が家の味があるという
【肉じゃが】です。
どのように伝授しますか?
『じゃが芋炒めて、お肉炒めて、調味料は適当に入れたらいい!』でも大丈夫ですが、
でもこれは、料理を当たり前のように毎日作っている親が言える『適当』という言葉です。
ついついそう言って済ませちゃうんですよねー。
わかります。
でも、お料理が初めてだったり、
滅多に台所に立たないと言う人に『適当』は通じるでしょうか?
…残念ながら通じないのです。
私も子供の頃にそう言われて、
いざ作ってみたら色が濃すぎるわりにゴチゴチに硬いじゃが芋や、
パサついたお肉でとても肉じゃがとは言いにくいモノが出来た事が記憶の片隅に残っています。
こどもって実は正しく知りたい探求心の塊なのです。
いつも正しい答えを知りたがり屋さんですね。
そういうタイミングこそ、正しく計って美味しく完成すると、
皆に美味しい!と食べきってもらえます。
そしてみんなの笑顔が見れるという経験が、
自信につながるのです。
さらに、美味しく作る為には片付けながら作る練習。
これは鍛錬ですので、コツコツ続ければ出来るようになります。
1.知ってると便利な“計量方法”
◎計量スプーンは大きく分けて2つです。
大さじ1=15cc 小さじ1=5cc 液体を計る時は、
計量スプーンに液体をぎりぎりこぼれないところまで入れます。
液体1/2を計る場合は、計量スプーンの深さの2/3が目安です。
粉末を計る時はふんわりすくって、擦り切ります。
1/2を計る時は、液体同様にスプーンの深さの2/3が目安です。
◎計量カップは200mlを基準で計ります。(180mlカップはお米用です)
計る時は平らなところにカップを置いて、
目盛りを真横から見ます。線までは無く、線よりもほんの少し上にくる状態で計ります。)
◎指で計る場合(塩少々/塩ひとつまみ)
少々=親指と人差し指の先でつまんだ分量。約0.6g、約小さじ1/8です。
ひとつまみは=親指、人差し指、中指の3本指でつまんだ分量。約1g、約小さじ1/5です。
2.おいしい肉じゃが・基本の作り方
<作りやすい2~3人分で表記>
(材料)
しらたき…1/2袋
じゃが芋…大1個
人参…1/4本
玉ねぎ…中1/4個
牛肉…こま切れ等50g
A) だし汁300cc・さとう大さじ1・みりん大さじ1
B)薄口orだし醤油大さじ1・濃い口大さじ1
(作り方)
1) 鍋に(サラダ油小さじ1)を熱し、しらたき(食べやすい長さに切り下茹でしておく)の水分を飛ばすように炒める。
2) じゃが芋・人参・玉ねぎを加え、じゃが芋の表面が全体に透き通る位まで炒める。
3) Aを加えひと煮立ちさせる。
4) 牛肉をほぐしながら加える。
5) 沸騰後、落としブタとフタをして煮る。(中火5分)
※キッチンペーパーを落としぶた代わりにかぶせるとアクも一緒に取れる。
6) Bを加え、もう一度落しブタとフタをして約8分煮る。
7) 落しブタをはずし、濃い口小さじ1を加え、3分煮たら火を止める。
※10分置いてから盛り付けると味がしみ込んでくれますよ。
“おいしくするコツ”
調味料を一度に加えて作るより、味のしみ込みの良い甘味調味料から加えていきます。
醤油等の塩味は甘味がしみ込んでから味付けするとどちらも美味しく決まります。
でも醤油は煮ると美味しい醤油の香りが消えてしまうので、
全部入れずに仕上げに入れる量を少し取っておきましょう。
3.お片付けはお料理が完成するまでに。
煮物は、煮ている時間があるので、その間に使ったものを少しでも洗えたらいいですね。
できれば『お料理しながら洗えたね!できたね! 』って褒めてあげましょう。
こども達に挑戦してもらう為には、一緒に材料を選ぶことから。
これがどんな風に変身するか想像が膨らみますね♪ 準備も自分がやったように思えるバックアップフォローが親の力の見せどころです。
なるべくこどもがシェフで親は助手に徹しましょう。
調理中は大きな危険が無い限り、手と口を出さない様、親の頑張りも必要です。
最後は頑張ったこどもと自分を思いっきり褒めてあげましょう♪
実は親も夏休みの宿題的な課題くらい、気合がいるイベントです。
こどもも大人も気持ちに余裕を持てる休日のお昼などにやってみてはいかがでしょうか。
私もこれからこどもと一緒に楽しめそうな日を、相談したいと思います。
できあがったら『ィエ~イ』って思いっきり両手でハイタッチしたいな~♪
喜び倍増!自己肯定感『やればできる』を今の自分にできる事で一緒に育みたいと思います。