【料理教室の裏レシピ】プロが教える、アヒージョのオイルが絶対に濁らない「引き算」の法則

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【つっぴー アヒージョ 殻】と検索して当ホームページ(クッキングスタジオ縁en)へ遊びに来てくださった皆さま〜ありがとうございます。

レッスンで生徒様から『アヒージョを作ると、なんだかベチャッとしてオイルが美味しくないんです』というご相談をいただきました。
実はそれ、「余分な水分と臭み」が原因なんです。今日は、ブログでは書ききれなかった『スパイスの本当の役割』まで一歩踏み込んで解説しますね。

海老のプリッと感と旨味があふれる方法は?!

目次

おうちバルが3倍格上げ。料理教室の先生が教える「美味しいスパイシーアヒージョ」の秘密

こんにちは!クッキングスタジオ縁(えん)の「つっぴー」こと、つちだです。
5月になって、お昼間は汗ばむくらいの陽気になってきましたね〜!こうなると夕暮れ時に欲しくなるのが……そう、キリッと冷えた白ワインや泡、ビール!大人の至福の時間ですよね(笑)。
 
「おつまみ、何にしようかな?」と思ったとき、パッと頭に浮かぶ定番メニューといえば『アヒージョ』。具材をオイルで煮るだけだから簡単!と思いきや、意外とお悩みの方が多いのです。
 
「つっぴー先生、おうちで作るとお店みたいにバシッと味が決まらないんです」
「なんだかオイルがベチャッとして、エビが水っぽくなっちゃって……」


わかります、わかります!
実はアヒージョってシンプルだからこそ「ちょっとした引き算」と「スパイスの入れる順番」で、美味しさが10倍くらい変わっちゃうお料理なんです。
 
ちなみに、今月は西宮阪急百貨店さんの『にしのみやぐらしブログ』でもこのレシピをご紹介しているのですがシンプル版です。こちらでは、ブログに書ききれなかった「つっぴー流・スパイスの黄金比」「海老の臭みを取る洗い方について深掘り」まで、さらに一歩踏み込んでお届けしますね!阪急にしのみやぐらしブログのリンクは最後に貼っておきますね。


それでは、私の秘密のノートをお見せしましょう!

材料(作りやすい2人分)


まずは材料の準備から。西宮阪急さんの「阪急デイリーマート」やスパイスコーナーで揃う、
ちょっと上質な素材を使うとさらに美味しくなります!


  • 大ぶりのブラックタイガーやバナメイ海老:6〜8尾
    (ケチらず大きめを選ぶのが豪華に見えるコツ!)
  • ブロッコリー:1/4株
  • エリンギ:1本
  • にんにく(スライス):1片分
  • オリーブオイル(EXバージン):200cc / 直径15㎝のスキレットに半分程度(具材が半分浸かるくらい)

    【つっぴー特製!大人のスパイス調合】
  • タカノツメ(輪切り):1本分
  • 黒胡椒(ホールの粗挽き):小さじ1/4
  • パプリカパウダー:小さじ1/2(これで一気にデパ地下風の美しい赤に!)
  • カレーパウダー:耳かき1杯程度の極少々(隠し味!誰もカレーとは気づかないコクが出ます)
  • 塩:小さじ1/3

 
Q)つっぴー先生!海老の殻って「取る?取らない?」どっちですか?

クッキングスタジオ縁のレッスンで、アヒージョをやるときに一番多くいただく質問がこれなんです。
 


A)おうちバルなら「剥いちゃって!」が正解です!

レストランだと、有頭エビが殻付きのままドーン!とオイルに入っていて「わぁ、豪華!」ってなりますよね。確かに殻から素晴らしい旨味が出るんです。 でも、おうちで食べる時は熱々のオイルまみれの殻を指で剥くのって正直めちゃくちゃ熱いし、手がベタベタになって、せっかくの優雅なワインタイムが慌ただしくなっちゃいませんか?
だから、つっぴー流は「殻は剥く!でも大きめのエビを選ぶ!」がおすすめ。むきエビでもOKですよ。食べる人の食べやすさを最優先するのもスマートなおもてなしと私は思っています。今回は食べやすくて、食べ応えもある大ぶりなエビを使いましょう。

つっぴー流・失敗しない作り方&ロジック解説

Step 0 
見栄えも極上にする「つっぴー流・1分デトックス」
エビの臭み取りといえば色々ありますが、私のスタジオではもっとシンプルかつ、理にかなった方法で行います。
まず、殻をむく時は「しっぽだけ残して」むいておきます。これが食卓を圧倒的に豪華に魅せるスマートな工夫です。殻をむいたら、エビの背に包丁をスッと軽くあててください。驚くほど簡単に、背ワタがポロ〜ンと綺麗に取れます。
 

殻をむく時は「しっぽだけ残して」むいておきます。
殻をむいたら、エビの背に包丁をスッと軽くあててください。



そして、ここからがお店のクオリティに仕上げる、つっぴー流の最大の魅せ技。 しっぽの先を包丁で少し斜めに切り落とし、包丁の刃先を使って「しっぽの中の水分」をギューッとしごき出してください。
 

しっぽの先を切り、包丁の腹や刃先で水分をしごき出します。


つっぴー流ロジック
なぜしっぽをしごくのか?

実はエビのしっぽの先には、古い水分(=臭みの塊)がたまっています。これを抜かずにそのままオイルに入れると、水分が加熱されてパチパチッと激しく油ハネてキッチンが汚れる原因に。 この不要な水分を徹底的に引き算しておくことで、油ハネを防ぐだけでなく、しっぽがパッと色鮮やかな赤に仕上がるんです。安全でしかも美しい。これがプロの仕事です。
 
ここから、エビに最適な「塩水のお風呂」に入ってもらいます。
ボウルに水200ccを用意し、塩を小さじ1杯強(約6g)を入れます。これで丁度海水の濃度(約3%)になります。

水200ccに塩を小さじ1杯強(約6g)で海水の濃度(約3%)。写真は摺り切り1杯(5g)ですがちょっと山盛りにして下さいね。
  • 塩水で洗う(15秒)真水ではなく海水と同じ濃度で洗うことで、エビの細胞から旨味が逃げず、プリプリの食感をキープできます。指先で優しく汚れを浮き出させて下さい。
凄くにごります、これが臭みの正体です。
  • 真水ですすぐ(5秒) 汚れが浮き出たら、仕上げに水道の真水でサッと一瞬だけ洗い流します。
すすぎは1~2回でOK!こんなにキレイ!
しっかりと水気を残さず拭き取りましょう。

これで下処理は完璧。最高の状態に整いました!
 
Step 1

エビの「サウナ」状態を防ぐ
ブロッコリーは小房に分け、エリンギは一口大に切ります。 そして、ここが最初の重要ポイント!綺麗になったエビはキッチンペーパーを使って、これでもかっていうくらいしっかり水気を拭き取ってください。


つっぴー流ロジック
なぜ水気を拭き取るの?

油ハネを防ぐため…だけじゃないんです!水分がオイルに混ざると、オイルの温度が下がってエビが「揚がる・煮る」ではなく「蒸れる状態(サウナ状態)」になっちゃう。そうするとエビの臭みが出て、オイルも濁ってベチャベチャ。ペーパーを3回替えるくらい、しっかり脱水してあげてね!
「え〜、つっぴー先生、めんどくさい!」って思いました?(笑) ですよね!?実はこのひと手間という名の【引き算(=水分を徹底的に引くこと)】こそが、オイルを濁らせない最大の魔法。これさえやれば、おうちのアヒージョが100%失敗しなくなります。騙されたと思ってやってみて!驚くほどクリアで綺麗なオイルに仕上がりますよ‼



Step 2

スパイスは「先入れ」でオイルを育てる!


小さなフライパンやスキレットに、にんにくとオリーブオイルを入れて弱火にかけます。にんにくの良い香りが立ってきたら…具材を入れる前に、【特製スパイスと塩】をすべてオイルに投入します! 弱火のまま30秒ほど、オイルとなじませるように炒めましょう。



つっぴー流ロジック
なぜスパイスが先なの?

多くの人が仕上げにスパイスを振りがちですが、それだと味が表面につくだけ。先にオイルにスパイスのシャープな辛みとパプリカの美しい赤色を移してあげることで、オイル全体が「旨辛いソース」に変身します。具材の芯まで味を染み込ませるプロの技です!(※焦げやすいので必ず弱火でね!)
この30秒間はフライパンから目を離さないで! オイルがじわじわとパプリカパウダーの「美しいルビー色」に染まって、にんにくとエキゾチックなスパイスが混ざり合った香りがキッチン中に広がります。この瞬間が、私は料理をしていて一番ワクワクして大好きな時間! もう、この時点でワインを飲んでしまいそう(笑)。

野菜の食感を残すとめちゃ美味しい!煮すぎない様に早めに海老を入れちゃいましょう!
海老はオイルに浸かるように入れて下さいましね~。



Step 3
グツグツは3分のシンデレラタイム
オイルが美しい赤色に染まったら、主役のエビ、ブロッコリー、エリンギを一気に投入! 中火にして3分間、「パチパチ、グツグツ…♪」と、美味しい音が響くシンデレラタイムです。
お部屋中に広がる香りと、オイルの中でエビがぷっくりとピンク色に変わっていく姿を見るだけで、お腹の虫が鳴り出しますよ〜。(コンロの周りはちょっと油が跳ねるけど、そこは目をつぶって!笑)。お野菜に火が通ったら、熱々のままテーブルへ急いで〜!

海老は余熱で火が通るので、グツグツと煮すぎない様にね!3分で火を止めると食卓でベストタイミング♪


このオイル、一滴でも捨てたら勿体無いお化けが出ますよ!(笑)


スパイシーな香りとエビの旨味が溶け込んだこの真っ赤なオイルは、まさに「ごちそう」♡。
カリッと焼いたバゲットをこれでもかと浸して召し上がってください。ワインが止まらなくなります(笑)。
そして、主婦の私たちに嬉しい「スマート手抜きリメイク」のご提案。
このオイル、少し残しておいてください!翌日は、オイルでキャベツとアサリをパパッと炒めて白ワインで蒸す。茹でたパスタを絡めれば、お店顔負けの「絶品スパイシーボンゴレビアンコパスタ」が完成しちゃいます。

私はその日そのまま、第2弾でタコのアヒージョを作りました(^▽^)/

さらに!来月(6月号)の西宮阪急さんのブログでは、5月、6月、7月と、ブログのレシピがどんどん繋がっていくので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

クッキングスタジオ縁からのお知らせ


「料理の『なぜ?』がわかると、いつものご飯作りが10倍ラクに、100倍楽しくなる!」をモットーにレシピブログを書いています。今日の晩酌が最高に美味しい時間になりますように。

そしてリアルではJR吹田駅(朝日町商店街近くで)少人数制の料理教室を開いています。
親子の絆を深める親子料理教室を夏休みに開催します。小学生のお子様とのペア参加。

色んな事情でなかなか子供に教えてあげられない方の教室です。お子様メインで作り、親がサポートします。親は子供の成長を間近で感じる事ができ、子は親と一緒にキッチンでお料理やケーキやパンを作ったと言う記憶が一生ものの宝となり、心の支えになります。それぞれの思いが体験を通して親子で成長する教室を行っております。こちらの様子は

CookingStudio縁enのInstagramで公開しております。

つっぴーでした!

阪急百貨店にしのみやぐらしブログ(5月号)の美味しい記事はこちら
(次回6月号は6月25日公開予定です。楽しみにお待ちください♪)

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