後編「受け継ぐ覚悟と、これからの挑戦」 (〜母校・辻学園OB・OG会の続き〜)

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先生方と並んで笑い合ったその時、

ふと、あの頃の自分が頭をよぎりました。

●林裕人先生は、色んな料理番組や、探偵ナイトスクープでも、
バラエティー班的にいつもおもろい事をしてくださる先生。
本当は穏やかとっても優しいのです。今は特に(( ´艸`)
今の自分と昔の自分を客観視してどう感じているか、
そこには深い思いがあって、もの凄く心に刺さる話をして下さいました。

緊張しすぎて喉がカラカラになりながら参加した初めてのOB・OG会。

テレビで憧れていた恩師の方々と同じ空間にいることが、信じられなかったあの瞬間。

それが今は、肩の力を抜いて話せるようになっている。

その事実が、ただただ嬉しかったです


会の中で、恩師の先生が話されたある言葉が、心に深く残りました。

「自分の持っている知識や技術は、次の世代に渡さないと。
自分の中にしまったまま死んだら、もったいないやん?


そのひと言に、私はズドンと胸を撃たれたような気がしました。

自分が30年かけて積み重ねてきた経験や技術。

厳しかった時代も、心折れそうだった下積み時代も、

私が通ってきたすべての道には「伝えられる何か」があるはず。


●小西忠禮先生はフランスのパリで初めての日本人chefになった方。
人生とは、自分の扉を開けること。
「パリのリッツで働きたい」という夢を胸に片道切符で渡仏。
幾多の苦しみを乗り越え、夢を実現した事を書籍にされてます。

書籍「扉を開けろ」私も読ませていただきました。グッと勇気が沸きます!

ちなみに、私の父と同じご年齢!肌艶ピカピカお若い!


今の時代、「教える」という事はとても繊細で、

一方的な押しつけにならないように、伝え方も変わってきています。

でも、「誰かの未来を後押しできる人でありたい」という気持ちは、

昔も今も、変わらないなと思うのです。


●栗原栄徳さんは、
奥様が私の高校の同級生と言うなんともご縁が深い先輩です。
人気のお菓子はお店以外で阪急・阪神や全国にポップアップ出されてます。見かけたらすぐゲット!!
パンドエピス🎖厚生労働大臣賞
栗ケーキ🎖金菓賞です!
パティスリー・クリ(洋菓子店)
●濱崎都史子さん
1つ後輩で京橋でご主人様と二人で洋菓子店をされています。
辻学園にも講師で入られるとか♪
似顔絵がとっても上手で、似顔絵のお誕生日ケーキを作ってくれますよ!
苺ちゃんのキャラクター看板が店頭でお出迎えしてくれます。
Patisserie C’est Bon/パティスリー セ ボン/大阪都島区京橋ケーキ屋 



私は、失敗も多くて、成功ばかりの人生とは程遠い!

だからこそ、伝えられることが沢山あります。

うまくいかない時こそ、誰かの言葉や背中が励みになる。

それを、次の世代に届けられる存在でありたいです。

●笹田料理長は大先輩でホテルグランヴィア大阪の料理長
今年も見た目も華やかで素敵なお料理を作ってくださいました。ありがとうございます♡



これからは、ただ「料理を作る」だけでなく、

「料理を通して、想いを繋ぐ」事に力を注いでいきたいと思います。

私を育ててくれたこの業界への恩返しとして。

そして、過去の自分が憧れた“未来の自分”に、ちゃんと胸を張るために!


まだまだ自分への挑戦は続きます。

それが私の生きる道。

これからも、自分らしく、全力で歩んでいきます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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