余った野菜で【ごちそうキッシュ】!おうちで焼く、ちょっと贅沢な“わたし時間”

Pocket

こんにちは。
今日は、冷蔵庫の中で少し元気をなくしかけた野菜たちが、
一気に“ごちそう”に生まれ変わる【キッシュ】のご紹介です。

子どもの送迎、お弁当作り、仕事、夕飯の支度…
いつもフル稼働のあなたにこそ、
“わたし時間”を感じられるレシピを贈りたくて。

🧀 キッシュって特別じゃなくていい

キッシュというと、
「バターのタルト生地をこねて…」とちょっとハードルが高く感じるかもしれませんが、
今回は冷凍パイシートで気軽にスタート。
中身は、おうちにある残り野菜・チーズ・卵・牛乳
それだけで、
ワインに合うような【カフェ風おかず】が完成するんです。

🔍おまけ:キッシュの語源は“おこげ”?!

キッシュの語源は、実はドイツ語の**「küche(クーヘン/ケーキ)」**から。
「おこげ」のように香ばしく焼かれた生地の縁が美味しい!
というところから来ているとも言われています。


🍷 大人の贅沢、だけど簡単

「これ、ほんとに自分で作ったの?」って家族に驚かれるくらい、
ふわっと香るチーズと卵のコクがたまらりません。
ほんの少しのナツメグや黒胡椒で、
“おうちレストラン”のような深みも加わります。

🧡 キッシュは、明日のわたしを助けてくれる

このキッシュ、冷めても美味しいので、
翌朝の朝ごはんやお弁当にもぴったり。
「明日もがんばれそう」って、
そんな気持ちにさせてくれる魔法の一品なんです。


💡レシピは阪急ホームページでもご紹介中>>より 詳しいレシピはこちらから
(リンク)


キッシュ

🍴 材料(18cmパイ型1台分)

  • 冷凍パイシート(18cm型に合わせて)…1枚
  • 卵…2個
  • 牛乳…50cc
  • 生クリーム…150㏄
  • ピザ用チーズ…50g
  • ベーコン…2枚(またはウインナー、ツナでもOK)
  • ほうれん草…1/2束(ざく切り)
  • パプリカ(赤・黄どちらでも)…1/4個
  • 玉ねぎ…1/4個(スライス)
  • オリーブオイル…適量
  • 塩・こしょう…各少々
  • あればナツメグ…少々(風味が引き立ちます)

🍳 作り方

① パイシートは室温で少し戻し、型に敷いてフォークで数か所穴を開けておく。

② 野菜とベーコンは食べやすい大きさに切り、
 フライパンにオリーブオイルを熱して軽く炒め、塩こしょうする。

③ ボウルに卵・牛乳・チーズ・炒めた具材を混ぜ、ナツメグで香りづけ。

④ パイシートに流し入れ、180℃のオーブンで約30分焼く。
 ※焼き色が美しく、真ん中がふるふるしなければOK。


目次

料理のツボ研究家の一口メモ

🔪 キッシュの「焼き型準備」は仕上がりを左右する!

キッシュは、生地のサクサク感と中身のふんわり感が命。
そのためには、“焼き型の準備”がとっても大事です!


🍳使用する型

  • 基本は18cmのタルト型(底が抜けるタイプが便利)
  • なければ、丸型やグラタン皿、スキレットなどでも代用可

🧈型の準備:美味しさアップの3ステップ

バターまたはオイルをしっかり塗る
→ 型の底と側面に薄く塗ります。
これで、焼いた後に生地がくっつかず、取り出しもスムーズ。

強力粉または薄力粉をふる(※お好みで)
→ バターの上に薄くふると、さらに型離れが良くなります。

パイシートを敷いたら“フォークでピケ(穴あけ)”
→ 空気がこもらず、生地が膨らみすぎるのを防ぎます。


🔥 さらにこだわるなら⁉…「空焼き(ブラインドベイク)」

生地の底がベチャッとするのを防ぎたい時は、
具材を入れる前に**空焼き(20分程度)**するのがオススメ!

  • パイシートを敷いたら、**クッキングシート+重し(タルトストーンや乾燥豆)**をのせて、180℃で20分ほど焼く
  • その後、重しを外してさらに5∼8分焼いて表面を乾かして、卵液を流し込む。

更に卵液を漏れない様にするには?!

  • 卵黄を内側全体に塗って5分空焼きすれば、ピケ(穴を開けた個所)から漏れない。

➡ これだけで、底までサックサク!


💡豆知識:型がないときは?

・耐熱皿+ベーキングシート
・小さなココットでミニキッシュ
・スキレットで直火+オーブン焼き(香ばしさUP!)

などでも代用OK。焼き型がなくても、美味しく作れます♪


「型に丁寧に仕込む」その一手間が、
“おうちキッシュ”を“レストランキッシュ”に変えてくれる魔法

キッシュの中は「たまごの魔法」!

キッシュの魅力は、あのふんわり&しっとりとした食感。
実はあれ、卵の「熱凝固(ねつぎょうこ)」という科学反応でできています。

  • 卵は60℃前後から固まりはじめ、
  • 卵白は約70℃、卵黄は約65℃でしっかり固まる

という特性をもっていて、
焼くことで“柔らかいけど切れる”状態をうまく作り出しているんです。

さらに、牛乳や生クリームを加えることで、
固まりすぎず、なめらかさがアップ!
これが「卵液(アパレイユ)」の科学的バランスなんですね。


🧀チーズを加えると、なぜコクが出るの?

チーズに含まれる「グルタミン酸」などのうま味成分が、
卵・乳製品・野菜と組み合わさることで、
“相乗効果”で味がグッと深まるんです!

特にシュレッドチーズやパルメザンは、
焼くことで香ばしい香り成分(メイラード反応)も加わり、
**鼻から抜ける“香りのコク”**まで演出してくれます。


🥚生地がベチャっとならないコツは?

キッシュ作りでありがちな失敗が、
「中身が水っぽくてベチャベチャに…」というケース。

その原因は…

✅ 野菜の水分が飛びきっていない
✅ パイシートに直接具を乗せている

そこでオススメなのが、

✔ 野菜を炒めてしっかり水分を飛ばす
✔ パイ生地にフォークで穴を開けて空気を逃がす
✔ 可能なら**空焼き(ブラインドベイク)**する

これだけで、サクサク&ふんわりが両立します♪

🧡 冷めても美味しい“おとなの常備菜”

このキッシュ、冷めても味がなじんでおいしいから、
翌日の朝ごはんやお弁当にもぴったり。

パーティーの前菜や、ワインのお供としても
「これ作ったの?」って褒められる率高しです。


“自分のために丁寧に焼く”キッシュは、
ちょっと贅沢で、ちょっと優しくて、
疲れた自分をいたわる時間になるはず。

今夜、キッシュでほっと一息しませんか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次