はーい、今から簡単に出来るアテを作りますよー。
今回は私の分野、イタリアンで・・・。
『POLPO ALLA AGLIO-OLIO』簡単には『タコのガーリックオイル煮』ですー。
タコの足（手に入るなら生の方が文句なしに旨いが）2～３本を大きめのぶつ切り
にんにく1片みじん切り
たかの爪1本は種をぬいといてねー。
後、オリーブオイルはタコが少し浸る位の量。
材料と作り方はいたってシンプル、なんでも簡単な方がいいでしょ？
まず、家にあるごくごく小さい鍋を準備して
（ここで使ってるのはスペインに行った方に頼み込んで重いのに無理言って買ってきてもらったやつを使っとります。）『カスエラ』は日本にだって売ってるのにね、安いからって理由だけで重い目に合わせてすみません
でした。本当は直火にかけられる耐熱の器がいいんだけど。ままっ、あんまりその辺は気にしないでいーよ。
まずはにんにくとオリーブオイル、たかの爪を入れたら弱火でにんにくの周りから小さい泡がでてくるのをしっかりと直視
。（ニンニクの香りをオイルに移す事が目的なんやけど、とにかく焦げるのが早い食材だから、オイル、ニンニク、鷹の爪。全部入れてから火にかける様にすれば、まず大丈夫
）そして香りをかいで
火の通ったにんにくは生とは違い、かなり食欲を掻き立てるいい香りがしてきますよー。しっかり香ってますかー？鼻がアウトな方は残念やね～。
『どうです？いー香りしてきたでしょ～？』 『画面のそちらへ届けーこの香り～
』
じゃー、強火にしてタコを全部入れますね。上にお好きなハーブのせてみて！オイルに香りが移ってまた格別ですねんよー。でも無理にとは言わないですよーん、あったらローリエとかでもいいですしねー。無くてもめちゃめちゃ良いタコのダシが出ますよって。
さて、いっきにいっちゃいますね、1分たちましたか
あっ、もう1分ですかー、早いですねー。あっ、もういいですよ！火を止めちゃって下さいね。タコかたくなりますから、最小限の絶妙な火の入れ具合で終わっときましょかねー。ほっておいたら余熱でも火が入っていきますからねー。いやいや、喋りながらでもちゃ～んと考えて作ってまんねん。
『出来ましたでー、あっついさかい気～つけておあがんなはれー』『えー香りしてまっしゃろ？』『まずはビールでもどーぞ』『タコばっかり食べとったらガーリックオイル残りまっしゃろ？ほなそれにフランスパンつけて召し上がるんですがな～。』『ねっ？えー出汁でてまっしゃろ？』『せやけどまだ楽しめまっせー、いっぺんオイル温め直してもらえますかいな？ここにレモンちょっと搾り込みますねん』『あっ、じゅーって飛び散りましたよねぇ？火は消してレモン搾らな危ないでっせー？』『引火せんでよかったね～』
『火事になられても家わかりませんから、よぅ火～消しに行けませんよ～、気ーつけてねー！？』じゃー最後のガーリックレモンオイルはパンと共にごゆっくり召し上がっておくれやすぅ
＝生徒様＝、いつも私の講座をご予約いただきまして、ありがとうございます。毎日皆様の事は心底気になっていますよ。
夜お仕事帰りの晩ご飯時なのに、あまり授業中にはこんな感じのアテなんぞレッスンに入れてませんもんね？ほんとはお酒も『ぷは～っ』と飲まれたいでしょう？
課外授業という事で
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